2. メモリ (RAM)
ID #1031
2.6 DRDRAM (Direct Rambus DRAM) と RIMM (Rambus Inline Memory Module)
SDR SDRAMが普及しだした時代、すでにSDR SDRAMの速度不足に限界を予測されたため、
Rambus社よりDirect Rambus通信技術を用いたDRDRAMが開発されました。
また、RIMMはDRDRAMをモジュール化するための仕様です。
当時、帯域は1.6GB/sでありSDR SDRAMを大きく凌駕していましたが、
価格高やメモリコントローラの不具合などに加え、
DDR SDRAMの登場でDRDRAMはPC市場においては一般にあまり普及しませんでした。
現在の仕様は、データ幅16bit、同期クロックが最大1.6GHz、DRAM帯域が最大12.8GB/sで、
サーバ向けDRAMとして普及しています。