Revision2.0の発表によって通信速度の高速化により、 粗悪な通信品質のUSB製品が出回り、接続性の悪化が懸念されました。 そこでUSB-IF(USB Implementers Forum)は、統一基準によってUSB機器の通信品質を絶対基準で検査し、 検査に合格した機器にUSB-IF認定ロゴマークの掲載を許可するUSB Compliance Programを規定しました。 USBホストまたはUSBデバイスやUSBハブ、そしてHi-speedまたはFull-speed/Low-speedのための 認証プログラムがあり、ロゴマークはHi-speedロゴとFull-speed/Low-speedロゴがあります (図3.27、図3.28)。

図5.15   USB-IF Hi-speed ロゴ		図5.16  USB-IF Full-speed / Low-speed ロゴ

過度な価格競争により現在もUSB仕様に準拠していないにも関わらず、 USB準拠を謳う粗悪な製品は絶えることがありません。 特にHi-speed製品に関しては信号品質が大変重要であり、 USB-IF認定Hi-speedロゴの有無は製品選択の上で大変重要な要素です。