1. ハードディスク (HDD)
ID #1010
2.3 障害を検知するための自己診断機能
機器の障害を事前に予知するため、SCSI(Small Computer System Interface)規格では、初期の規格(SCSI-1)より自己診断機能がありました。しかし、SCSI対応機器はその対応機種の多さ、機能の豊富さから高価であったため、SCSI対応HDDは一般には普及せず、業務用に広く普及しました。
一方、対応機種と機能をマスストレージデバイスに限定したATA(Advanced Technology Attachment)規格は、HDDの低価格化を実現して広く普及しました。しかし初期の規格であるATA-1では自己診断機能がありませんでした。しかし、自己診断機能の必要性が高まり、SFF(Small Form Factors)コミッティーが、1995年にSFF-8035iにて、S.M.A.R.T(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)を規格化し、その後ATA-3規格からSMART機能が統合されました。
一方、対応機種と機能をマスストレージデバイスに限定したATA(Advanced Technology Attachment)規格は、HDDの低価格化を実現して広く普及しました。しかし初期の規格であるATA-1では自己診断機能がありませんでした。しかし、自己診断機能の必要性が高まり、SFF(Small Form Factors)コミッティーが、1995年にSFF-8035iにて、S.M.A.R.T(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)を規格化し、その後ATA-3規格からSMART機能が統合されました。